(1)当校の学生募集活動は、10月初から始まって3月末まで延延と続く長丁場ではあるが、実際は12月期および3月期の二ヶ月に集中している。
(2)12月期はここ二〜三年きわめて順調であったにも拘らず、今年度は「文部省通達」の影響によってであろうか、**名に留まった。これは90年当時と同数であり、昨年度比60%という低調さであった。
(3)ただし、本校の新規事業として、21世紀を展望する「福祉学科」を新らたに開講する。この募集は11月半ばから始めたにも拘らず、早くも**名の出願があり、12月期総計としては**名を数え、おおむね目標をクリアーした。
(4)1月期および2月期前半は、いわゆる端境期にあたり、例年出願はほとんど見られないのだが、今年はなぜか好調で、「震災」以降1ヶ月間で**名の出願があり、2月17日現在、昨年度を**名上回った。
(5)しかし、いずれにしろ今からのおおよそ1ヶ月間が勝負であって、現時点での推定はきわめて困難である。
なお、問合わせおよび学校訪問などの本校への関心・反応は、昨年度以上を維持しているので、当初見込み数字の ***名は維持され、目標の***名達成をめざしている。
(6) ただ気がかりなのは、このたびの「阪神大震災」による「神戸イメージ」のダウンは避けられず、しかも実際以上に報道される交通事情の混乱は通学予定者を遠ざけ、住居環境の悪化は下宿予定者を逃すことになるのではないだろうか。このような非常時に私たちが対応しうることは余り多くなく、必死の努力にも拘らず、結果として、学生の減少もありうるであろうと覚悟している。
(7)なお、郵便事情の悪化に伴ない郵送物・DM関係はすべて「大阪中央郵便局発信」にしていること、交通事情のために休講している関係から学生への連絡はすべて電話・郵便に頼らざるを得ないこと、交通機関の寸断により募集活動の移動にあたって自動車を出動させざるを得ないこと、倒壊家屋等が連続する環境を避けて「学校説明会」を新阪急ビル・神戸チサンホテル・明石商工会議所・姫路じばさんビルで行うことなど、思わぬ出費が重なっている。
新入学生の増減に関わらず、被災学生に対して「授業料の減免・延納・貸与」は避けられず、収入減は必死であり、そのうえの支出増は当校の財政に少なからぬ影響を及ぼすであろう。
こうした意味からも緊急の資金援助をお願いする次第である。